【1月25日 AFP】米国のテロ情報分析機関インテルセンター(IntelCenter)は24日、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(Al-Jazeera)が同日流した国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者のものとされる音声声明について、本物との認識を示すとともに、今後1年以内に新たなテロを起こす可能性があると警告した。

 インテルセンターは、声明にはビンラディン容疑者に特有の言葉遣いが見られるほか、声明発表の手段、メッセージの内容などに「信ぴょう性」があると指摘している。

 特に、声明の冒頭と最後の「イスラムの教義に従うものに平安あれ」との言葉は、悔い改めなければ攻撃するとの意味で、同容疑者が過去のテロ攻撃に先だって行った声明で使用している特徴的な表現だという。

 インテルセンターは、音声声明は「ビンラディン容疑者本人によるもの」と結論付けるとともに、今後1年以内に新たなテロが発生する可能性を示唆しているとの見方を示した。
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