イエメン治安当局、「アラビア半島のアルカイダ」幹部を拘束
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【1月6日 AFP】イエメン警察は6日、同国治安部隊が、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装勢力「アラビア半島のアルカイダ(Al-Qaeda in the Arabian Peninsula、AQAP)」の幹部の1人であるムハンマド・アル・ハンク(Mohammed al-Hanq)容疑者を拘束したと発表した。同武装勢力は、前月25日に米デトロイ(Detroit)上空で発生した旅客機爆破未遂事件の犯行声明を出しており、またハンク容疑者は、各国の在サヌア大使館への攻撃を計画していたとされている。
治安当局高官によれば、治安部隊は5日、首都サヌア(Sanaa)北部のアムラン(Amran)州の病院でハンク容疑者と負傷した仲間2人を拘束した。
治安部隊は4日、サヌアの北40キロのアルハブ(Arhab)近郊でハンク容疑者の親族2人を殺害、3人を負傷させたものの、同容疑者に逃走されていた。
米大使館は、米機爆破未遂事件の数日後に、アルカイダによる攻撃の脅威があるとして大使館を閉鎖していた。
米大使館は、5日に業務を再開した際に北部での治安作戦が「成功した」と表明、イエメンの治安部隊から4日に「ある特定の懸念される地域」について説明を受けていたと述べた。これは、ハンク容疑者らのグループの取り締まりを示唆するとみられている。
米大使館に続いて閉鎖していた英仏両大使館も6日に業務を再開。英大使館は、領事業務を依然再開していない。(c)AFP/Hammoud Mounassar
治安当局高官によれば、治安部隊は5日、首都サヌア(Sanaa)北部のアムラン(Amran)州の病院でハンク容疑者と負傷した仲間2人を拘束した。
治安部隊は4日、サヌアの北40キロのアルハブ(Arhab)近郊でハンク容疑者の親族2人を殺害、3人を負傷させたものの、同容疑者に逃走されていた。
米大使館は、米機爆破未遂事件の数日後に、アルカイダによる攻撃の脅威があるとして大使館を閉鎖していた。
米大使館は、5日に業務を再開した際に北部での治安作戦が「成功した」と表明、イエメンの治安部隊から4日に「ある特定の懸念される地域」について説明を受けていたと述べた。これは、ハンク容疑者らのグループの取り締まりを示唆するとみられている。
米大使館に続いて閉鎖していた英仏両大使館も6日に業務を再開。英大使館は、領事業務を依然再開していない。(c)AFP/Hammoud Mounassar