【1月1日 AFP】米中央情報局(Central Intelligence AgencyCIA)は12月31日、アフガニスタン東部ホースト(Khost)州の米軍基地で12月30日に発生した自爆攻撃によってCIA要員7人が死亡、6人が負傷したと発表した。

 機密性の高い任務に従事していたとして、死亡者の氏名は明らかにしていない。レオン・パネッタ(Leon Panetta)CIA長官は米バージニア(Virginia)州のCIA本部に半旗を掲げるよう命じた。

 米国防総省は、自爆攻撃を受けた基地はCIA要員のほかにアフガニスタンの復興を手掛けるチームが使っており、人道支援と地域の安定のために活動していたと発表した。

 米国がアフガニスタンでの攻撃を開始した2001年から今回の攻撃の前までに同国で死亡したCIA職員は4人だった。1度の攻撃でそれまでの合計を大きく超える死者が出たことになる。(c)AFP