イスラエル軍、武器運搬船を拿捕 イランからヒズボラ向けか
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【11月5日 AFP】イスラエル軍は4日、同軍特殊部隊が同日未明、イスラエル沿岸から100カイリ沖で武器「数百トン」を積載した貨物船を拿捕(だほ)したと発表した。貨物船はイランからシリアに向かっていたとみられ、イスラエルはレバノンのイスラム教シーア(Shiite)派組織ヒズボラ(Hezbollah)の民兵組織に向けて武器を運搬していたと主張しているが、イランとシリアは否定している。
発表によると、拿捕された貨物船は、カリブ海の島国アンティグア・バーブーダ船籍の「Francop」で、全長137メートル。イスラエル軍が地中海に面したイスラエル南部アシュドッド(Ashdod)に係留してコンテナの中身を確認したところ、セメント袋に見せかけた木箱数百個から、さまざまなサイズのロケット弾、迫撃弾、手りゅう弾、AK-47自動小銃用弾薬などが見つかった。木箱の説明書きはスペイン語、中国語、英語で書かれていたという。
イランとシリアは、貨物船の行き先や針路に関するイスラエル側の主張を否定している。(c)AFP/David Buimovitch
発表によると、拿捕された貨物船は、カリブ海の島国アンティグア・バーブーダ船籍の「Francop」で、全長137メートル。イスラエル軍が地中海に面したイスラエル南部アシュドッド(Ashdod)に係留してコンテナの中身を確認したところ、セメント袋に見せかけた木箱数百個から、さまざまなサイズのロケット弾、迫撃弾、手りゅう弾、AK-47自動小銃用弾薬などが見つかった。木箱の説明書きはスペイン語、中国語、英語で書かれていたという。
イランとシリアは、貨物船の行き先や針路に関するイスラエル側の主張を否定している。(c)AFP/David Buimovitch