【10月16日 AFP】ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は、15日のフィガロ(Figaro)紙に掲載されたインタビューで、アフガニスタンに派遣している仏軍について、撤収はしないが増派もしないとの考えを示した。

「アフガニスタンにとどまる必要があるか?あるだろう。とどまって勝利せねばならない。もしわれわれが去れば、核を保有するパキスタンが脅かされる。しかし、フランスはこれ以上は1人たりとも兵士を派遣するつもりはない」

 その上でサルコジ大統領は、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)を打破するためには、アフガニスタン兵士を増やすことが必要であり、効果的だと「確信している」と語った。

 フランスは、北大西洋条約機構(NATO)が主導する国際治安支援部隊(ISAF)で4番目に多い2900人の部隊をアフガンに派遣している。(c)AFP