【10月15日 AFP】パキスタン北西辺境州ペシャワル(Peshawar)で15日、政府職員が住む官舎で車両に仕掛けられた爆弾が爆発し、子ども1人が死亡、6人が負傷した。ペシャワル市警察や国営病院の医師が明らかにした。

 24時間以内にパキスタンで発生した武装勢力による攻撃は5件目だった。この攻撃に先立ち、ペシャワルに近いコホート(Kohat)の警察署では自爆攻撃が起き、東部パンジャブ(Punjab)州のラホール(Lahore)では、手りゅう弾や自爆用ベストを身につけた武装グループが、警察施設3か所を襲撃していた。

 ペシャワルで爆発した車両には遠隔装置がとりつけられていたとみられる。同病院の医師によると、男1人が車を駐車してすぐ車両が爆発したと目撃者が語っている。(c)AFP