【10月11日 AFP】】パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)近郊のラワルピンディ(Rawalpindi)で10日、武装集団が同国軍総司令部を襲撃し、兵士との間で激しい銃撃戦となった。これまでに武装集団の4人と兵士6人が死亡した。その後、武装集団は軍関係者最大15人を人質にとって敷地内の建物に立てこもっている。

 軍当局の発表によると、10日正午前、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)に関係があるとみられる武装集団の男8~10人が車両に乗って総司令部につながる検問所を襲撃し、銃撃戦になった。武装集団は自動小銃と手投げ弾で武装し、軍服姿だったという。

 2か所目の検問所でも銃撃戦が行われ武装集団の4人が死亡、残りは同検問所の付近の建物に逃げ込んだ。その後も兵士らがその周囲を取り囲んで銃撃戦が続き、兵士6人が死亡した。

 敷地内の建物に逃げ込んだ武装集団は最大5人とみられ、警備担当の兵士ら10~15を人質にとって立てこもっているという。人質は襲撃開始から12時間以上経った現時点でも解放されていない。

 レーマン・マリク(Rehman Malik)内相は米CNNの取材に対し、「より多くの情報」を得るため、武装集団を生きたまま拘束する意向を明らかにしている。また、その後の地元テレビ局の取材で、タリバンによる犯行だとの見方を示している。(c)AFP