【10月9日 AFP】(写真追加、一部更新)パキスタン北西部ペシャワル(Peshawar)で9日、市民らでにぎわう市場で、自爆攻撃による大規模な爆発があり、警察や保健省当局によると少なくとも49人が死亡したほか、100人以上の負傷者が出ている。

 爆発があったのは、市中心部にあるカイバル市場(Khyber Bazaar)付近の商業地区。地元警察によると、爆弾は市場に駐車していた車両のドア部に仕掛けられていた。総量100キロはあったとみられ、爆発規模を拡大するため機関銃の弾も積載していた。犯人は車内で自爆したという。

 パキスタン北西部の主要都市ペシャワルは、旧支配勢力のイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda )とつながりを持つ武装勢力から、頻繁に攻撃対象とされている。(c)AFP


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