米同時テロの「最後の鉄柱」、世界貿易センター跡地に戻る
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【8月25日 AFP】米ニューヨーク(New York)で24日、2001年9月11日の米同時多発テロで、救助・捜索活動の象徴となった世界貿易センター(World Trade Center)ビルの「最後の鉄柱(Last Column)」が、撤去から7年ぶりに、貿易センター跡地「グラウンド・ゼロ(Ground Zero)」に戻された。
高さ11メートルの「最後の鉄柱」は2002年5月、犠牲者捜索活動の終了とともに、現場から撤去されていたが、同日、保管されていたジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)の格納庫から、「グラウンド・ゼロ」の記念館建設予定地に運ばれた。
同跡地では、同時多発テロ発生から10年後の完成を目指し、記念館や5つの高層棟、新駅などを備えた新世界貿易センタービルの再建計画が進んでいる。だが、跡地所有団体と開発業者とのあつれきに加え、経済不況の影響で計画は立ち後れ気味だ。
国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバーが、旅客機2機をハイジャックし世界貿易センターに突っ込んだ2001年のテロでは約3000人が犠牲となり、米本土で最悪のテロ攻撃となった。(c)AFP
高さ11メートルの「最後の鉄柱」は2002年5月、犠牲者捜索活動の終了とともに、現場から撤去されていたが、同日、保管されていたジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)の格納庫から、「グラウンド・ゼロ」の記念館建設予定地に運ばれた。
同跡地では、同時多発テロ発生から10年後の完成を目指し、記念館や5つの高層棟、新駅などを備えた新世界貿易センタービルの再建計画が進んでいる。だが、跡地所有団体と開発業者とのあつれきに加え、経済不況の影響で計画は立ち後れ気味だ。
国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバーが、旅客機2機をハイジャックし世界貿易センターに突っ込んだ2001年のテロでは約3000人が犠牲となり、米本土で最悪のテロ攻撃となった。(c)AFP