投票した有権者が指を切り取られる、アフガニスタン
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【8月23日 AFP】アフガニスタンの有力選挙監視団体「アフガニスタン自由公正選挙基金(Free and Fair Election Foundation of Afghanistan)」は22日、イスラム武装勢力タリバン(Taliban)の勢力が強い南部のカンダハル(Kandahar)で、大統領・地方議員選の投票を済ませた有権者2人が指を切り取られたと発表した。
これによると同団体の選挙監視員が投票日の20日午後、投票したことを示すインクがついた指を切り取られた2人の有権者を目撃したという。
アフガニスタンでは投票を済ませた有権者は指にインクをつけることになっている。二重投票を防ぐためだが、選挙スタッフだけでなくタリバンにも投票したことが分かってしまう。
誰の犯行かは分かっていないが、タリバンは投票したら指を切り取ると警告していた。タリバンの報道官は犯行を否定している。
選挙監視員らによるとタリバンの脅迫などによって南部の投票率は10%程度、カンダハルやヘルマンド(Helmand)ではそれぞれ25%、30%程度とみられている。(c)AFP
これによると同団体の選挙監視員が投票日の20日午後、投票したことを示すインクがついた指を切り取られた2人の有権者を目撃したという。
アフガニスタンでは投票を済ませた有権者は指にインクをつけることになっている。二重投票を防ぐためだが、選挙スタッフだけでなくタリバンにも投票したことが分かってしまう。
誰の犯行かは分かっていないが、タリバンは投票したら指を切り取ると警告していた。タリバンの報道官は犯行を否定している。
選挙監視員らによるとタリバンの脅迫などによって南部の投票率は10%程度、カンダハルやヘルマンド(Helmand)ではそれぞれ25%、30%程度とみられている。(c)AFP