【8月23日 AFP】イラクのホシヤル・ジバリ(Hoshyar Zebari)外相は22日、バグダッド(Baghdad)で記者団に対し、19日の大規模な自爆攻撃は治安部隊のなかに武装勢力に通じた者がいたために起きたと発言した。

 過去18か月で最悪のものとなった19日の攻撃では、財務省と外務省の近くで相次いで爆弾を積んだトラックが爆発し、95人が死亡、約600人が負傷した。ジバリ外相自身も32人の部下を失った。

 ジバリ外相は「治安部隊の協力なしにあのような厳重な警備の場所にトラックが入ることなどできるだろうか。テロリストグループと治安部隊の間になんらかの共謀があった」と話すとともに、イラクでは今後数か月にわたり大規模な攻撃が続くだろうと述べた。(c)AFP