【7月18日 AFP】インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)中心部にある外資系高級ホテル2か所で爆発がおきたことを受け、米ニューヨーク(New York)市警は17日、市内のホテルなどの警備を強化している。

 ニューヨークで同様の事件が起きるとの情報はないものの警備を強化し、情報収集に努めているという。

 ジャカルタのリッツ・カールトン(Ritz Carlton)とJWマリオットホテル(JW Marriott)で爆発が起きたのはニューヨーク時間の16日午後9時ごろ。爆発から30分後、ニューヨーク市の対テロ部局はマリオット(Marriott)、リッツ・カールトン(Ritz Carlton)など十数か所のホテルに警察官を派遣した。

 さらに爆発から1時間以内に、ジャカルタに駐在するニューヨーク市警の連絡要員がJWマリオットホテルに到着し、インドネシア側から説明を受けたという。この連絡要員は翌17日にニューヨークのホテル、劇場、金融機関の保安責任者約60人とテレビ会議を行った。

 今回の爆発はイスラム過激派の自爆攻撃とみられている。この爆発で少なくとも9人が死亡した。(c)AFP