ウイグル暴動の死者184人と国営メディア、自治区内は一部報道規制も
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【7月11日 AFP】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の区都ウルムチ(Urumqi)で発生した暴動で、国営新華社通信(Xinhua)は11日、地元当局の発表として、184人が死亡し、うち137人が漢民族だったと報じた。また、これまでに暴動に関与したとして1434人の身柄を拘束したという。
一方、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議(World Uighur Congress)」のラビア・カーディル(Rebiya Kadeer)議長は、未確認の証言を元に1000-3000人が死亡した可能性があると主張。また、拘束された人数も最大で5000人近くに上るとみられるとした。
ウルムチ市街では11日も、武装警察や軍の部隊が展開し、厳戒態勢を敷いている。また、同自治区のカシュガル(Kashgar)では10日、外国メディアの報道が禁止され、外国人ジャーナリストに退去が命じられた。退去前にAFP記者が確認したところによれば、少なくとも2000人の武装警官と治安部隊が市内中心部に展開していたという。
国際社会の懸念が高まる中、イスラム教国トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は、ウイグル自治区の現状を中国による「一種のジェノサイド(民族大量虐殺)」だと強い言葉で非難した。(c)AFP
一方、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議(World Uighur Congress)」のラビア・カーディル(Rebiya Kadeer)議長は、未確認の証言を元に1000-3000人が死亡した可能性があると主張。また、拘束された人数も最大で5000人近くに上るとみられるとした。
ウルムチ市街では11日も、武装警察や軍の部隊が展開し、厳戒態勢を敷いている。また、同自治区のカシュガル(Kashgar)では10日、外国メディアの報道が禁止され、外国人ジャーナリストに退去が命じられた。退去前にAFP記者が確認したところによれば、少なくとも2000人の武装警官と治安部隊が市内中心部に展開していたという。
国際社会の懸念が高まる中、イスラム教国トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は、ウイグル自治区の現状を中国による「一種のジェノサイド(民族大量虐殺)」だと強い言葉で非難した。(c)AFP