【7月5日 AFP】米州機構(Organization of American StatesOAS)は4日夜、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で緊急会合を開き、前月28日に軍事クーデターでホセ・マヌエル・セラヤ(Jose Manuel Zelaya)大統領を国外に追放したホンジュラスの資格を停止した。

 OAS加盟34か国のうち33か国が資格停止に賛成した。OAS憲章第21条は「憲法違反による民主的秩序の中断」「外交的手段による状況改善の努力が失敗」したときに加盟各国が当該国の加盟資格を停止できるとしている。

 この条項が適用されたのは社会主義を宣言したキューバを排除した1962年以来。(c)AFP