土地の権利めぐり先住民と警官隊が衝突、16人死亡 ペルー
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【6月6日 AFP】ペルーの首都リマ(Lima)の1000キロ北にあるバグア(Bagua)で5日、土地の権利をめぐり抗議活動を行っていた先住民と警官隊が衝突し、少なくとも警官9人と先住民7人の計16人が死亡した。地元当局が明らかにした。
先住民たちは、2007年と2008年にアラン・ガルシア(Alan Garcia)大統領が署名したアマゾンの熱帯雨林での採鉱、石油採掘、森林伐採、耕作の制限を緩和する大統領令の取り消しを求め、約2500人が前週から材木や岩などでバグア近くの高速道路をふさいでいた。障害物を取り除くために警官隊約400人が現地入りしたところ衝突が発生した。
警察当局が道路をふさいでいた障害物の撤去に成功したところ、先住民は政府機関の建物への放火や略奪、警察署の襲撃などを始めたという。(c)AFP
先住民たちは、2007年と2008年にアラン・ガルシア(Alan Garcia)大統領が署名したアマゾンの熱帯雨林での採鉱、石油採掘、森林伐採、耕作の制限を緩和する大統領令の取り消しを求め、約2500人が前週から材木や岩などでバグア近くの高速道路をふさいでいた。障害物を取り除くために警官隊約400人が現地入りしたところ衝突が発生した。
警察当局が道路をふさいでいた障害物の撤去に成功したところ、先住民は政府機関の建物への放火や略奪、警察署の襲撃などを始めたという。(c)AFP