ファタハ系警官とハマスが銃撃戦、6人死亡 パレスチナ自治区
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【6月1日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)北部のカルキリヤ(Qalqiliya)で31日、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の軍事部門幹部の身柄を拘束しようとした自治政府警察官が、ハマス戦闘員と銃撃戦になり、市民1人、警官3人を含む6人が死亡した。自治政府の警察官は、ハマスと対立するパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハ(Fatah)系が多くを占める。
この幹部は、イスラエルからも指名手配されていた。警官らが逮捕に踏み切ったところ、自宅に立てこもり、銃撃戦となったという。ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するハマスは、「越えてはならない一線を越えた」として、マフムード・アッバス(Mahmud Abbas)自治政府議長率いるファタハを非難。対立する両派のさらなる関係悪化が懸念される。(c)AFP/Imad Saada
この幹部は、イスラエルからも指名手配されていた。警官らが逮捕に踏み切ったところ、自宅に立てこもり、銃撃戦となったという。ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するハマスは、「越えてはならない一線を越えた」として、マフムード・アッバス(Mahmud Abbas)自治政府議長率いるファタハを非難。対立する両派のさらなる関係悪化が懸念される。(c)AFP/Imad Saada