イラク駐留英軍、戦闘作戦を終結 バスラ
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【4月30日 AFP】(一部更新)イラク駐留英軍は30日、予定よりも1か月前倒しで、イラクでの戦闘作戦を正式に終結した。同日、駐留拠点だった南部バスラ(Basra)で治安権限の移譲式典と、6年の駐留期間中に亡くなった英軍兵士179人の追悼式を行い、2003年のサダム・フセイン(Saddam Hussein)政権打倒から開始したイラクでの作戦を終了した。
同日、英国を訪問中のヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相がロンドンで、ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)英首相と会談した。
イラク占領において英軍は米軍に次いで2番目に多い戦力を投入し、フセイン政権打倒前夜からフセイン前大統領処刑までの戦闘が最も激化した時期には、4万6000人が駐留した。
英軍は3月31日から撤退を開始し、バスラの司令部の英国旗を降ろし、米軍に基地を明け渡していた。
英政府とイラク政府は08年、主にイラク軍の訓練を目的に残留していた英軍4100人の任務を6月までに終了し、7月末には完全撤退する協定に合意し、調印していた。(c)AFP/Karim Jamil
同日、英国を訪問中のヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相がロンドンで、ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)英首相と会談した。
イラク占領において英軍は米軍に次いで2番目に多い戦力を投入し、フセイン政権打倒前夜からフセイン前大統領処刑までの戦闘が最も激化した時期には、4万6000人が駐留した。
英軍は3月31日から撤退を開始し、バスラの司令部の英国旗を降ろし、米軍に基地を明け渡していた。
英政府とイラク政府は08年、主にイラク軍の訓練を目的に残留していた英軍4100人の任務を6月までに終了し、7月末には完全撤退する協定に合意し、調印していた。(c)AFP/Karim Jamil