仏造船会社DCNS、新型艦艇を提案、海賊などに対処
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【4月20日 AFP】フランスの造船会社DCNSが、アフリカ・ソマリア(Somalia)沿岸の海賊や難民などに対処する各国海軍向けに、操船しやすく無人偵察機や高速ボートの搭載も可能な新型艦艇を提案している。
フランス北西部ロリアン(Lorient)にある同社デザインチームは、海軍が効果的に任務を遂行できるよう民間と軍の技術の粋を結集させたとしている。
母船から高速のボートを出して襲撃してくるソマリアの海賊に対抗するには素早い対応が重要だが、全長約90メートルの新型船は、その後部から5分ほどで小型ボートに乗せた特殊部隊2チームを発進させることができる。ブリッジは軍用の船としては異例の360度の視野が確保され、ヘリポートは無人偵察機にも使用することができる。さらに前方に備えた通常の砲塔のほか、舷側には放水銃も装備している。
さらに、民間の船舶をベースにしているため世界のどこででも建造可能だ。この船の導入を決めた国はまだないが、DCNSは、フランスをはじめアジアやアフリカ南部の多くの国の海軍が関心を寄せているとしている。(c)AFP/Deborah Claude
フランス北西部ロリアン(Lorient)にある同社デザインチームは、海軍が効果的に任務を遂行できるよう民間と軍の技術の粋を結集させたとしている。
母船から高速のボートを出して襲撃してくるソマリアの海賊に対抗するには素早い対応が重要だが、全長約90メートルの新型船は、その後部から5分ほどで小型ボートに乗せた特殊部隊2チームを発進させることができる。ブリッジは軍用の船としては異例の360度の視野が確保され、ヘリポートは無人偵察機にも使用することができる。さらに前方に備えた通常の砲塔のほか、舷側には放水銃も装備している。
さらに、民間の船舶をベースにしているため世界のどこででも建造可能だ。この船の導入を決めた国はまだないが、DCNSは、フランスをはじめアジアやアフリカ南部の多くの国の海軍が関心を寄せているとしている。(c)AFP/Deborah Claude