米上院議員、ソマリアとの関係構築をオバマ大統領に進言 海賊対策で
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【4月14日 AFP】米上院外交委員会でアフリカ問題小委員会の委員長を務めるラッセル・ファインゴールド(Russell Feingold)上院議員(民主党)は13日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領に対し、ソマリア海賊撲滅に向けて同国のシェイク・シャリフ・アハメド(Sheikh Sharif Ahmed)大統領と協調関係を築くよう求める書簡を送った。
ファインゴールド議員は、長年、米国の対ソマリア政策に関心を寄せ、同国の安定に米政府が寄与するよう働きかけてきた。
同議員は、ソマリア沖で海賊に襲われ人質になっていた米貨物船の船長が12日に特殊部隊により救出されたというニュースが、米・ソマリア関係を再構築する「唯一無二の機会」を与えてくれた、とも指摘した。
なお、救出にあたり海賊3人が射殺されたが、海賊側は12日、米国人に対する「報復」を宣言した。
■ソマリア首都では米議員を狙った攻撃
救出劇から数時間後、ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)の空港に、迫撃砲が撃ち込まれた。当時、海賊対策を大統領および首相と協議するため米下院外交委員会委員のドナルド・ペイン(Donald Payne)議員がソマリア入りし、空港にいたが、議員にけがはなかった。
事件後、ソマリアのイスラム武装勢力「シェバブ(Shebab Islamists)」が犯行を認めた。同勢力の幹部は、「アラーの敵を攻撃した」と語ったという。(c)AFP
ファインゴールド議員は、長年、米国の対ソマリア政策に関心を寄せ、同国の安定に米政府が寄与するよう働きかけてきた。
同議員は、ソマリア沖で海賊に襲われ人質になっていた米貨物船の船長が12日に特殊部隊により救出されたというニュースが、米・ソマリア関係を再構築する「唯一無二の機会」を与えてくれた、とも指摘した。
なお、救出にあたり海賊3人が射殺されたが、海賊側は12日、米国人に対する「報復」を宣言した。
■ソマリア首都では米議員を狙った攻撃
救出劇から数時間後、ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)の空港に、迫撃砲が撃ち込まれた。当時、海賊対策を大統領および首相と協議するため米下院外交委員会委員のドナルド・ペイン(Donald Payne)議員がソマリア入りし、空港にいたが、議員にけがはなかった。
事件後、ソマリアのイスラム武装勢力「シェバブ(Shebab Islamists)」が犯行を認めた。同勢力の幹部は、「アラーの敵を攻撃した」と語ったという。(c)AFP