ICC、スーダン大統領に対する逮捕状発行の可否を3月4日に決定
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【2月24日 AFP】国際刑事裁判所(International Criminal Court、ICC)は23日、スーダン・ダルフール(Darfur)地方での紛争をめぐり、同国のオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領を戦争犯罪容疑で逮捕するかどうかを、3月4日に決定すると発表した。
ICCが発表した声明によると、同裁判所の予審裁判部は、バシル大統領に対する逮捕状の発行手続きについての決定を来月4日に行う予定であるという。
ICCのルイス・モレノオカンポ(Luis Moreno-Ocampo)主任検察官は前年7月、ダルフール地方での大量虐殺と人道に対する罪、戦争犯罪などの容疑で、バシル大統領に対する逮捕状を請求していた。
逮捕状が発行され、実際に逮捕された場合、バシル大統領はICCで裁かれる初の現職国家元首となる見込み。
53か国が加盟するアフリカ連合(African Union、AU)は今月初め、ICCによる訴追はスーダンの和平プロセスに悪影響を及ぼすとして、手続きの1年間の凍結を働きかけていた。(c)AFP/Mariette le Roux
ICCが発表した声明によると、同裁判所の予審裁判部は、バシル大統領に対する逮捕状の発行手続きについての決定を来月4日に行う予定であるという。
ICCのルイス・モレノオカンポ(Luis Moreno-Ocampo)主任検察官は前年7月、ダルフール地方での大量虐殺と人道に対する罪、戦争犯罪などの容疑で、バシル大統領に対する逮捕状を請求していた。
逮捕状が発行され、実際に逮捕された場合、バシル大統領はICCで裁かれる初の現職国家元首となる見込み。
53か国が加盟するアフリカ連合(African Union、AU)は今月初め、ICCによる訴追はスーダンの和平プロセスに悪影響を及ぼすとして、手続きの1年間の凍結を働きかけていた。(c)AFP/Mariette le Roux