スリランカ、コロンボの防空体制を強化
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【2月22日 AFP】スリランカの反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)」が20日夜、同国最大の都市コロンボ(Colombo)に爆発物を積んだ小型機2機を使って「カミカゼスタイル」の攻撃を行ったことを受け、同国政府はコロンボの防空体制を強化している。
軍と警察は、政府軍に追い詰められたLTTEが自爆攻勢を増やす可能性があるとして警戒を強めている。
LTTEはチェコ製の小型機「Zlin-143」5機分の部品を密輸し国内で組み立てたとみられている。現時点で何機が残っているかはっきりしない。
20日夜の攻撃では、小型機1機が国税局の建物に突っ込こんで爆発した。死亡した2人の身元はまだ明らかにされていないが、死者のうち1人は子どもだったという。
2機目の小型機は地上の対空射撃で打ち落とされ、近くの国際空港に落下した。残がいからパイロットの遺体と暗視装置、小型のGPS装置などが見つかった。
LTTEは、今回の攻撃の目標はコロンボの空軍施設で、2機のパイロットはいずれも死亡したとしている。(c)AFP/Amal Jayasinghe
軍と警察は、政府軍に追い詰められたLTTEが自爆攻勢を増やす可能性があるとして警戒を強めている。
LTTEはチェコ製の小型機「Zlin-143」5機分の部品を密輸し国内で組み立てたとみられている。現時点で何機が残っているかはっきりしない。
20日夜の攻撃では、小型機1機が国税局の建物に突っ込こんで爆発した。死亡した2人の身元はまだ明らかにされていないが、死者のうち1人は子どもだったという。
2機目の小型機は地上の対空射撃で打ち落とされ、近くの国際空港に落下した。残がいからパイロットの遺体と暗視装置、小型のGPS装置などが見つかった。
LTTEは、今回の攻撃の目標はコロンボの空軍施設で、2機のパイロットはいずれも死亡したとしている。(c)AFP/Amal Jayasinghe