【2月5日 AFP】スリランカ政府は、反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Tamil TigerLTTE)」と降伏条件について協議するよう求めた米国、欧州連合(EU)、日本、ノルウェーの呼びかけを拒否した。地元紙が5日、ラジャパクサ(Gotabhaya Rajapakse)国防相の発言として報じた。

 スリランカ復興開発を支援する4か国・地域は3日、共同でLTTEの武装解除と降伏条件の協議、政治的対話への参加を呼びかけていた。

 これに対しラジャパクサ国防相は、掃討作戦を終了させるためには、LTTEの無条件・完全降伏以外は受け入れられないとの立場を明示。降伏条件について協議するのは、「これほどばかげたことはない」と述べたという。(c)AFP