【2月4日 AFP】(一部訂正)イラク警察幹部が3日、明らかにしたところによると、同警察は1月21日、自爆攻撃に関与した疑いで、イラク人女性サミラ・ヤシム容疑者(Samira Jassim、51)を逮捕した。同容疑者は80人以上の女性を自爆攻撃要員として募り、数十件の自爆攻撃に用立てていたと自供している。

 ヤシム容疑者は、集めた女性に自爆攻撃要員になる覚悟を決めさせ、爆発物を提供するテロリストに引き渡し、その後攻撃目標に向かわせていたという。

 政府高官は、「(同容疑者は)一連の活動について責任を認める供述を行った。さらに、テロリストの拠点の1つで28件の自爆攻撃に関与したことを認めた」と語った。そのほかの詳細については明らかにされていない。(c)AFP/Salam Faraj