スリランカ軍、反政府リーダーの隠れ家を占拠
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【2月3日 AFP】スリランカ政府軍は3日、反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の指導者が潜伏していたとみられる地下塹壕網を占拠したと発表した。
政府軍は、スリランカ北東部でLTTEが実効支配していたジャングルのうち、まだ制圧していない部分に対し全面攻撃を仕掛けており、両者の新たな戦闘が激化する中、この施設を押さえた。
国防省によると、塹壕の入り口となっていた建物は北東部ムライティブ(Mullaittivu)のココナツ園内にひそかにあり、2階建てで、防音装置付きの発電機、エアコン、医療器具などが備え付けられていた。同省では「LTTEの中心的な潜伏場所と、LTTEの指導者ベルピライ・プラバカラン(Velupillai Prabhakaran)氏(54)の大規模な居住施設を兼ねていた」と説明している。
プラバカランの潜伏先は依然把握されていないが、スリランカ軍は、すでに海路で国外逃亡した可能性があるとみている。(c)AFP/Amal Jayasinghe
政府軍は、スリランカ北東部でLTTEが実効支配していたジャングルのうち、まだ制圧していない部分に対し全面攻撃を仕掛けており、両者の新たな戦闘が激化する中、この施設を押さえた。
国防省によると、塹壕の入り口となっていた建物は北東部ムライティブ(Mullaittivu)のココナツ園内にひそかにあり、2階建てで、防音装置付きの発電機、エアコン、医療器具などが備え付けられていた。同省では「LTTEの中心的な潜伏場所と、LTTEの指導者ベルピライ・プラバカラン(Velupillai Prabhakaran)氏(54)の大規模な居住施設を兼ねていた」と説明している。
プラバカランの潜伏先は依然把握されていないが、スリランカ軍は、すでに海路で国外逃亡した可能性があるとみている。(c)AFP/Amal Jayasinghe