中国軍の『国際貢献』は増加へ、国際戦略研究所
このニュースをシェア
【1月28日 AFP】英国のシンクタンク、国際戦略研究所(International Institute for Strategic Studies、IISS)の専門家は27日、各国の軍事力や地域情勢をまとめた年次報告書「ミリタリー・バランス2009(Military Balance 2009)」を発表した。
世界銀行(World Bank)は中国の成長率は1990年以来最低となると予測しているが、IISSの専門家は中国が領域外への部隊派遣を拡大する一方、経済減速にもかかわらず防衛費を削減する見通しは低いとの見通しを示した。
IISSの国際脅威・政治危機部門の責任者Nigel Inkster氏は、ソマリアの海賊から自国の船舶を保護するためアデン湾(Gulf of Aden)に海軍艦艇を派遣したことに触れ、「今後もそのような『国際貢献』が行われる」と予測した。
中国はソマリア沖に駆逐艦2隻と補給艦1隻を派遣しているが、同国が領海外で戦闘の可能性がある任務に海軍を派遣するのは数世紀ぶり。(c)AFP
世界銀行(World Bank)は中国の成長率は1990年以来最低となると予測しているが、IISSの専門家は中国が領域外への部隊派遣を拡大する一方、経済減速にもかかわらず防衛費を削減する見通しは低いとの見通しを示した。
IISSの国際脅威・政治危機部門の責任者Nigel Inkster氏は、ソマリアの海賊から自国の船舶を保護するためアデン湾(Gulf of Aden)に海軍艦艇を派遣したことに触れ、「今後もそのような『国際貢献』が行われる」と予測した。
中国はソマリア沖に駆逐艦2隻と補給艦1隻を派遣しているが、同国が領海外で戦闘の可能性がある任務に海軍を派遣するのは数世紀ぶり。(c)AFP