【1月23日 AFP】与党の海賊対策プロジェクトチームは22日、アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上警備行動の発令による海上自衛隊艦船の派遣を了承した。数か月以内に活動が開始されるとみられる。

 公明党関係者の話によると、海自艦の護衛対象は日本船籍の船舶と、日本人乗組員や乗客、日本の貨物を積んだ外国船舶。自衛官には司法警察権がないことから、海上保安官が海自艦に同乗して取り調べなどを担当する。

 派遣する艦船の種類や数については、政府が決定するという。(c)AFP