【1月10日 AFP】2008年の米大統領選挙で、民主党候補として選挙活動中だったバラク・オバマ(Barack Obama)氏と税制政策について活発な議論を交わしたことで一躍有名になった「配管工のジョー」ことサミュエル・ジョセフ・ウルツェルバッカー(Samuel Joseph Wurzelbacher)さんが、今度は「戦争特派員のジョー」としてイスラエルへ向かった。

 ウルツェルバッカーさんは、米保守系サイト「Pajamas MediaPJM)」から派遣され、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での紛争について、一般のイスラエル人の見解を伝える予定だ。

 地元オハイオ(Ohio)州のWNWOテレビに対し、ウルツェルバッカーさんは7日夜、「わたしは向こうに行って、現地の『アベレージ・ジョー(普通の人)』と話をするんだ。特に国際世論に対し、何を考え、どのように感じているのかを聞く。おそらく実際の話が聞けるだろう」と語った。

 PMJの親会社「Pajamas Media」の創業者兼最高経営責任者(CEO)のロジャー・サイモン(Roger Simon)氏によると、ウルツェルバッカーさんは8日からイスラエルに向かい、またWNWOによると10日間の滞在予定だという。(c)AFP