【1月3日 AFP】イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)に対する空爆を開始してから7日目に入った2日、空爆で幼い3人兄弟が死亡し、モスクが倒壊するなど被害が広がっている。また、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が、イスラエル軍の地上部隊が進攻してきた場合、イスラエルには「黒い運命」が待ち構えていると警告した。

 2日のガザ地区への空爆は、計58回以上に及んだ。

 ガザ地区南部では、イスラエル軍戦闘機の発射したミサイルが家屋に着弾し、7歳から10歳の兄弟3人が死亡した。

 また、イスラム原理主義組織「イスラム聖戦(Islamic Jihad)」メンバーの自宅が空爆を受け、12歳の少女が死亡した。

 ガザ地区の医師によると、イスラエル軍が空と海からの作戦を開始して以降、子ども66人を含む、パレスチナ人少なくとも435人が死亡、2150人が負傷した。(c)AFP/Adel Zaanoun