【12月25日 AFP】(一部更新)パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)で今年9月に車両爆弾による自爆攻撃で炎上し、がれきと化した高級ホテル「マリオットホテル(Marriott Hotel)」が、28日から一部営業を再開する。

 3か月ぶりの営業再開にあたり、ホテル・グループ「Hashoo Group」のPeter Alex最高執行責任者(COO)は、宿泊客が安心してチェックインできるよう、「警備と安全の新コンセプト」に基づいた大幅な改善を行ったと説明した。

 このたび利用可能となるのは全289室の客室うちの60室。ホテル側は、来年3月までに全面的な営業再開を目指している。

 9月20日夜に起きた自爆攻撃では、爆発物を積んだトラックがホテルに突っ込み、他国の外交官を含む死者60人、負傷者260人を出す同国最悪の惨事となった。(c)AFP