【12月21日 AFP】アフガニスタンを訪問中の米総合参謀本部議長のマイケル・マレン(Mike Mullen)大将は20日、同国で2-3万人規模の米兵力増強を計画していることを明らかにした。

 アフガンに展開する国際治安支援部隊の司令官を務めるデービッド・マキャナン(David McKiernan)米陸軍大将は、同国で勢いを増す反政府勢力に対抗するためとして2万人以上の増強を要請していた。現在、アフガンの米兵力は3万1000人。

 マレン大将は、「見通せる将来的には、マキャナン大将との協議で出された規模の増強が必要。現段階では増強が2-3万人以上に拡大する見込みはない」と語り、増強の時期については来年半ばまでを目指していると述べた。(c)AFP/Thibauld Malterre