【12月8日 AFP】アフガニスタンに駐留する北大西洋条約機構(NATO)軍の拠点があるパキスタン北西部のペシャワル(Peshawar)で、前日NATO軍トラック65台が放火され焼失した事件に続き、8日未明、NATOのコンテナターミナルが武装グループに襲撃され、再び車両100台近くが燃やされた。

 前日の襲撃はアフガニスタンの旧勢力であるイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の戦闘員200人強による犯行で、同様の攻撃としては過去最大のものとなり、周辺にあった車両200台に被害が及んだ。

 警察によると8日の襲撃では、ジープや物資補給用トラック20台を含む100台近くの車両にガソリンがまかれた後、放火された。消防隊が急行し、ほかの40台の消火活動にあたった。警察が到着したときには、武装グループは逃走していた。(c)AFP