【11月28日 AFP】 インドの商都ムンバイ(Mumbai)で武装グループが高級ホテルや鉄道駅など10数か所を襲撃した事件で、武装グループの掃討作戦に参加した海兵隊の特殊部隊員らが28日、現場の生々しい模様を語った。

 覆面姿でテレビインタビューに応じた隊員らによると、武装グループは慈悲のかけらもなく、目に付いた人物を無差別に銃撃していたという。

 また、ホテル内には多くの滞在客が取り残されていたため、こうした人びとの犠牲を避けるため、作戦は慎重にならざるを得ず、「テロリスト」の身柄拘束が困難になったと述べた。ホテル内は遺体が散乱し、血だらけの状態だという。(c)AFP