スリランカ反政府指導者、政府軍からの本拠地奪還を言明
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【11月28日 AFP】スリランカの反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Tamil Tiger、LTTE)」指導者のベルピライ・プラバカラン(Velupillai Prabhakaran)議長は27日、演説し、LTTEの本拠地である同国北部キリノッチ(Kilinochchi)を包囲する政府軍の追放を誓った。
プラバカラン議長は「英雄週間(Heroes' Week)」の年次演説で、「われわれの土地がシンハラ人の占領から解放されるまで闘争を続ける」と語った。シンハラ人は、スリランカの多数派民族で、政府や治安部隊を掌握している。
演説の直前には政府軍がLTTEの電波塔2か所を空爆したものの、演説は、LTTEが運営するラジオ局Voice of Tigersとインターネット上で公開された。
26日にスリランカ政府は、政府軍が間もなくキリノッチを奪還するとの見通しを発表していた。しかし、政府軍高官によると27日にも、同市郊外で激しい戦闘が起きた。政府軍はさらに攻勢をかける計画だという。(c)AFP/Amal Jayasinghe
プラバカラン議長は「英雄週間(Heroes' Week)」の年次演説で、「われわれの土地がシンハラ人の占領から解放されるまで闘争を続ける」と語った。シンハラ人は、スリランカの多数派民族で、政府や治安部隊を掌握している。
演説の直前には政府軍がLTTEの電波塔2か所を空爆したものの、演説は、LTTEが運営するラジオ局Voice of Tigersとインターネット上で公開された。
26日にスリランカ政府は、政府軍が間もなくキリノッチを奪還するとの見通しを発表していた。しかし、政府軍高官によると27日にも、同市郊外で激しい戦闘が起きた。政府軍はさらに攻勢をかける計画だという。(c)AFP/Amal Jayasinghe