コンゴ東部、戦闘激化で「6万人避難の必要」UNHCR
このニュースをシェア
【11月15日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UN High Commissioner for Refugees、UNHCR)は14日、反政府勢力と政府軍の戦闘が続くコンゴ民主共和国(旧ザイール)東部の情勢について、戦闘の最前線から約6万人を避難させる必要があるとの見解を示した。
国連および民間の支援団体によると、ツチ(Tutsi)系のローラン・ヌクンダ(Laurent Nkunda)司令官率いる反政府勢力、人民防衛国民会議(National Congress for the Defence of the People、CNDP)と政府軍の戦闘による死者はこれまでで100人以上、避難を余儀なくされた人々は25万人に上っているという。
UNHCRの報道官は、「継続的な治安悪化の脅威から、北キブ(Nord-Kivu)州の州都ゴマ(Goma)のすぐ北、キバチ(Kibati)にある2か所の避難民キャンプにいる6万人を数日以内にできるだけ速やかに移動させることを決定した」と述べた。キバチ付近では11日に新たな戦闘があったほか、13日にはCNDPが、政府軍による略奪を受けたとされるカニャバヨンガ(Kanyabayonga)の郊外に進攻している。(c)AFP/Albert Kambale
国連および民間の支援団体によると、ツチ(Tutsi)系のローラン・ヌクンダ(Laurent Nkunda)司令官率いる反政府勢力、人民防衛国民会議(National Congress for the Defence of the People、CNDP)と政府軍の戦闘による死者はこれまでで100人以上、避難を余儀なくされた人々は25万人に上っているという。
UNHCRの報道官は、「継続的な治安悪化の脅威から、北キブ(Nord-Kivu)州の州都ゴマ(Goma)のすぐ北、キバチ(Kibati)にある2か所の避難民キャンプにいる6万人を数日以内にできるだけ速やかに移動させることを決定した」と述べた。キバチ付近では11日に新たな戦闘があったほか、13日にはCNDPが、政府軍による略奪を受けたとされるカニャバヨンガ(Kanyabayonga)の郊外に進攻している。(c)AFP/Albert Kambale