【11月14日 AFP】米中央情報局(Central Intelligence AgencyCIA)のマイケル・ヘイデン(Michael Hayden)長官は13日に行ったスピーチの中で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者について、自身の安全を確保することに多くのエネルギーを割かなければならない状態にあり、アルカイダの活動にはほとんど関与していないと語った。

 ヘイデン長官は、ビンラディン容疑者を追跡し捕らえることは、現在でもCIAの最優先事項だと語るとともに、潜伏先については、アフガニスタンとパキスタンの国境地帯だとの見方を示した。また、同国境地帯では、アルカイダが再編成を行って組織力の強化を図っていると指摘した。(c)AFP