【11月7日 AFP】アフガニスタンとの国境に近いパキスタン北西部の部族地域、北ワジリスタン(North Waziristan)地区で7日、国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」の訓練キャンプが米軍のものとみられるミサイルの攻撃を受け、アルカイダ戦闘員10人以上が死亡した。発射されたミサイルは4発とみられる。
 
 治安当局によると、攻撃があったのは同地区の中心都市ミランシャー(Miranshah)の南約35キロのワジール部族が支配する村で、アルカイダとイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の武装勢力が拠点とする南ワジリスタン(South Waziristan)との国境にも近い。

 ある匿名のパキスタン軍高官によれば、死亡した戦闘員の人数は11人から14人の間だとみられるとしている。(c)AFP/Rana Jawad