イスラエル、5月にイラン爆撃を検討、米国が支持せずと英紙
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【9月26日 AFP】英紙ガーディアン(Guardian)は26日、欧州外交筋の話として、イスラエルが今年イランの核施設の爆撃を検討していたが、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は支持しなかったと報じた。
同紙によると、エフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相が今年5月14日の米イスラエル首脳会談で、ブッシュ大統領に空爆の話を持ち出した。ブッシュ大統領は、イラクやアフガニスタンの米軍基地に報復攻撃が行われる恐れがあること、核施設の無力化に失敗する懸念などを理由に支持しなかったという。
ガーディアン紙は、仮にイスラエルが米政府の合意なく実施した場合でも、イスラエルの爆撃機がイランに到達するには米軍管理下にあるイラク領空を通過する必要があることから、イランは米政府が攻撃を承認したとみなして米国を攻撃する可能性が高まっただろうと報じている。(c)AFP
同紙によると、エフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相が今年5月14日の米イスラエル首脳会談で、ブッシュ大統領に空爆の話を持ち出した。ブッシュ大統領は、イラクやアフガニスタンの米軍基地に報復攻撃が行われる恐れがあること、核施設の無力化に失敗する懸念などを理由に支持しなかったという。
ガーディアン紙は、仮にイスラエルが米政府の合意なく実施した場合でも、イスラエルの爆撃機がイランに到達するには米軍管理下にあるイラク領空を通過する必要があることから、イランは米政府が攻撃を承認したとみなして米国を攻撃する可能性が高まっただろうと報じている。(c)AFP