【9月16日 AFP】イラク・ディヤラ(Diyala)州バクバ(Baquba)近郊Bala Druzで15日、宴会中の人びとを狙った女性による自爆攻撃が発生し、少なくとも22人が死亡、34人が負傷した。地元の軍司令官が明らかにした。

 イラク軍のAbdel Karim al-Rubaieディヤラ州司令官は、攻撃があった現場は、米軍の収容施設キャンプ・ブッカ(Camp Bucca)から14日に釈放されたばかりの元被収容者宅だとし、攻撃当時は、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の断食明けの宴会が行われていたと語った。

 目撃者によると、自爆犯は、宴会が終わり人びとが帰り支度をしている最中に自爆したという。

 地元警察の関係者は、自爆攻撃があったことを認め、現場では元被収容者の警察官が友人や親族などを呼んで宴会を開いていたと語った。また、自爆攻撃によって、元被収容者とその父親、地元警察の高官を含む複数の警察官が死亡したことを明らかにした。(c)AFP/Ali al-Tuwaijri