【9月14日 AFP】アフガニスタンの首都カブール(Kabul)近郊で13日、ロガル(Logar)州のモハマド・ジャン・アブドゥラ・ワルダク(Mohammad Jan Abdullah Wardak)知事が乗っていた自動車が遠隔操作による爆弾で爆破され、知事と同乗していた3人の計4人が死亡した。当局が発表した。

 現場は、カブールの西約20キロの町パグマン(Paghman)の知事の自宅近くで、知事のほか、同乗していた運転手とボディーガード2人も死亡した。旧支配勢力のイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)が犯行声明を出している。

 知事は長年の反タリバン派で、閣僚を務めた経験もある。タリバンが2001年に政権の座を追われ反政府運動を開始して以来、タリバンが州知事を殺害したのは2人目。(c)AFP/Sharif Khoram