ブッシュ大統領、イラク駐留米軍8000人削減を発表へ
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イラク国防省職員と話す住民ら(2008年9月8日撮影)。(c)AFP/ALI YUSSEF
【9月9日 AFP】ジョージ・W・ ブッシュ(George W. Bush)米大統領は、米国防大学(US National Defense University)で9日に行う演説で、イラク駐留米軍を8000人削減する方針を発表することが明らかになった。米政府ホワイトハウスが8日、演説の草稿を公開した。
現在、イラクには14万4000人の米兵が駐留しているが、今後数か月間で約3400人の戦闘支援要員を、11月までに海兵隊の1個大隊を、来年2月までに陸軍の1個戦闘旅団を帰還させるという。
演説原稿は「イラクに敵の危険はまだ存在するが、米軍は封じ込めに成功しつつあり、イラク軍の能力も向上している」とし、デービッド・ペトレアス(David Petraeus)駐イラク米軍司令官など駐留軍幹部らの、2009年前半に追加削減も可能となるとの見方にも触れている。
その一方で、ブッシュ大統領はアフガニスタンに増派する方針を表明する予定だ。(c)AFP/Olivier Knox
現在、イラクには14万4000人の米兵が駐留しているが、今後数か月間で約3400人の戦闘支援要員を、11月までに海兵隊の1個大隊を、来年2月までに陸軍の1個戦闘旅団を帰還させるという。
演説原稿は「イラクに敵の危険はまだ存在するが、米軍は封じ込めに成功しつつあり、イラク軍の能力も向上している」とし、デービッド・ペトレアス(David Petraeus)駐イラク米軍司令官など駐留軍幹部らの、2009年前半に追加削減も可能となるとの見方にも触れている。
その一方で、ブッシュ大統領はアフガニスタンに増派する方針を表明する予定だ。(c)AFP/Olivier Knox