【8月28日 AFP】主要7か国(G7)外相は27日、南オセチア(South Ossetia)自治州とアブハジア(Abkhazia)自治共和国のグルジアからの独立をロシアが承認したことについて、強く非難する声明を発表した。

 米国務省が発表した声明で、G7外相は「カフカス(Caucasus)地方における平和と安全保障に対するロシアの姿勢に疑問が生じた」とロシアを非難。「過度の武力行使と、一部グルジア領の占領を続けていることを遺憾に思う」「和平合意を完全に履行し、紛争前のラインまで部隊を撤退するよう求める」と述べた。

 また、「国際的に承認された国境に基づくグルジアの主権を強く支持する」としている。(c)AFP