レバノン軍狙った爆発、54人死傷 トリポリ
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【8月13日 AFP】レバノン北部トリポリ(Tripoli)で13日朝、ミシェル・スレイマン(Michel Sleiman)同大統領によるシリアへの歴史的訪問を数時間後に控え、レバノン軍部隊を狙った爆破事件が発生、兵士9人、民間人5人の計14人が死亡した。また少なくとも40人が負傷した。
治安関係者によると、爆発は港町トリポリの中心部、人通りの多い繁華街で発生した。死亡した9人のほか負傷者もレバノン兵が多かったという。また死者の中には路上で靴磨きをしていた子ども1人も含まれていたという。
今回の攻撃は前年、トリポリ付近のパレスチナ難民キャンプを、イスラム教スンニ派武装グループ「ファタハ・イスラム(Fatah al-Islam)」が15週間にわたり占領して以来、最悪の被害。この時は兵士168人を含む計400人が死亡した。
レバノン軍によると、今回の事件で使用された爆発物はバッグに入れられ、トリポリの商業地区マサリフ通りにある軍の集合地点に置かれており、同国北部アッカール(Akkar)から兵士らを運んできた公共バスの近くで爆発した。(c)AFP/Omar Ibrahim
治安関係者によると、爆発は港町トリポリの中心部、人通りの多い繁華街で発生した。死亡した9人のほか負傷者もレバノン兵が多かったという。また死者の中には路上で靴磨きをしていた子ども1人も含まれていたという。
今回の攻撃は前年、トリポリ付近のパレスチナ難民キャンプを、イスラム教スンニ派武装グループ「ファタハ・イスラム(Fatah al-Islam)」が15週間にわたり占領して以来、最悪の被害。この時は兵士168人を含む計400人が死亡した。
レバノン軍によると、今回の事件で使用された爆発物はバッグに入れられ、トリポリの商業地区マサリフ通りにある軍の集合地点に置かれており、同国北部アッカール(Akkar)から兵士らを運んできた公共バスの近くで爆発した。(c)AFP/Omar Ibrahim