タイとの国境問題、カンボジアが安保理の緊急会合延期を要請
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【7月25日 AFP】カンボジア・タイの国境問題について、カンボジア政府は国連安全保障理事会(UN Security Council)に対し、28日に行われる両国の外相会談の結果が出るまでこの問題をめぐる安保理の緊急会合を延期することを要請した。今月の安保理議長国ベトナムのLe Luong Minh国連大使が24日、明らかにした。
同大使は、カンボジアの国連代表団から会合の延期を求める書簡を受け取ったことを明らかにし、「カンボジアのフン・セン(Hun Sen)首相が、事態の平和的解決のために28日に両国外相による会談を行うことで、タイのサマック・スントラウェート(Samak Sundaravej)首相と合意した」ことが伝えられたと語った。
この問題をめぐって、周辺地域の領有権で両国が対立している11世紀のヒンズー教寺院遺跡「プレアビヒア寺院(Preah Vihear Temple)」付近では、タイ・カンボジアの兵士約4000人が対峙(たいじ)しており、緊張が高まっている。(c)AFP
同大使は、カンボジアの国連代表団から会合の延期を求める書簡を受け取ったことを明らかにし、「カンボジアのフン・セン(Hun Sen)首相が、事態の平和的解決のために28日に両国外相による会談を行うことで、タイのサマック・スントラウェート(Samak Sundaravej)首相と合意した」ことが伝えられたと語った。
この問題をめぐって、周辺地域の領有権で両国が対立している11世紀のヒンズー教寺院遺跡「プレアビヒア寺院(Preah Vihear Temple)」付近では、タイ・カンボジアの兵士約4000人が対峙(たいじ)しており、緊張が高まっている。(c)AFP