【7月13日 AFP】アフガニスタン南部ウルズガン(Uruzgan)州Deh Rawoodで13日、多くの人でにぎわうバザールにいた警察車両に爆弾を積んだ自動車が突っ込み、少なくとも24人が死亡、30人以上が負傷した。地元警察幹部がAFPに明らかにした。

 死亡者のうち4人は警察官で、残りは一般の人だったという。負傷者の多くは露店主で、死傷者は増える可能性がある。犯行声明は出されていない。このところアフガニスタンでは、反政府武装闘争を続ける旧支配勢力のイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)による同様の自爆攻撃が相次いでいる。

 7日には、アフガニスタンの首都カブール(Kabul)のインド大使館で2001年のタリバン政権崩壊後としてはもっとも大きな被害を出した自爆攻撃が発生し、インド大使館員2人を含む40人以上が死亡したばかりだった。(c)AFP