アフガン南部、刑務所からの大量脱走で軍部隊を再配備
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【6月17日 AFP】アフガニスタン南部カンダハル(Kandahar)州で旧支配勢力タリバン(Taliban)が刑務所を襲撃し、タリバンのメンバーを含む大量の収容者が脱走した事件を受け、アフガニスタン軍と北太平洋条約機構(NATO)が指揮する多国籍軍から成る国際治安支援部隊(International Security Assistance Force、ISAF)は16日、「潜在的脅威」に備え部隊を同州に再配備したと発表した。
首都カブール(Kandahar)で開かれた記者会見で国防省の報道官は、脱走者の捜索および脱走者による危険に備え「複数の」部隊をカンダハルに配備したと述べた。
タリバンは13日深夜、カンダハルにある刑務所を爆破、タリバンのメンバー約400人を含む1100人以上が脱走したとみられ、アフガン軍と多国籍軍はその捜索に当たっている。
一方、地元の警察署長が16日にAFPに語ったところによると、カンダハル市に近い2か所の村にタリバンのメンバーおよそ500人が集結している。
だが、その中に脱走者が含まれているかは確認できていないという。(c)AFP
首都カブール(Kandahar)で開かれた記者会見で国防省の報道官は、脱走者の捜索および脱走者による危険に備え「複数の」部隊をカンダハルに配備したと述べた。
タリバンは13日深夜、カンダハルにある刑務所を爆破、タリバンのメンバー約400人を含む1100人以上が脱走したとみられ、アフガン軍と多国籍軍はその捜索に当たっている。
一方、地元の警察署長が16日にAFPに語ったところによると、カンダハル市に近い2か所の村にタリバンのメンバーおよそ500人が集結している。
だが、その中に脱走者が含まれているかは確認できていないという。(c)AFP