【5月20日 AFP】南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)では19日、前週から続いている外国人襲撃でこれまでに少なくとも22人が死亡し、数千人の外国人が避難のためコミュニティセンターや警察署に押し寄せている。

 南アフリカ経済の中心地であるヨハネスブルクでは、町の至る所で武装した地元住民などが、ジンバブエ人やほかのアフリカ諸国からの移民に暴行を加え殺害している。

 この外国人に対する暴動は、前週初めにアレキサンドラ(Alexandra)で発生し、この時は2人が殺害された。警察当局は19日、死者は22人に上っており、250人以上を逮捕したことを明らかにした。

 ヨハネスブルク近郊のイーストランド(East Rand)にあるスラム地区Reiger Parkでは19日早朝、暴動が再び発生し、住宅などが放火され地元住民らが避難を余儀なくされたという。AFPの記者が目撃した。(c)AFP/Fran Blandy