スリランカ反政府勢力、空から軍施設を攻撃
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【4月27日 AFP】スリランカで27日、反政府勢力タミル・イーラム解放のトラ(The Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)が北東部の軍事施設を空爆した。治安当局高官が発表した。25日のバス爆破事件以後、政府軍は新たに掃討作戦を展開している。
治安当局高官によると、LTTEの軽飛行機はWeli Oya地区にある軍事施設2か所を攻撃した。Weli Oya地区では、26日から政府軍によるLTTE掃討作戦が行われていた。
治安当局高官は、「軽飛行機は軍事施設2か所に対し、爆弾3つを投下し飛び去った。被害はわずかだったが、空爆は、LTTEが軍事施設の正確な位置を特定していることを示しており、その意味は大きい」と述べた。また、空爆で政府軍兵士1人が負傷した。
スリランカ北部と東部に政府軍が新たに対空防衛施設を設置していたものの、チェコ製のZlin-143軽飛行機は反撃されることなく飛び去った。
国防省によると、LTTEによる軍事拠点空爆の数時間前に、政府軍は同地域にあるLTTEのミサイル発射拠点と思われる地点への空爆を行った。
2007年3月に設立されたLTTEの航空部隊は、2007年3月に国内で唯一の国際空港と滑走路を共有する空軍基地を攻撃して以来、今回を含めて5回の攻撃を行っている。LTTEが空から攻撃するのは6か月ぶり。(c)AFP/Amal Jayasinghe
治安当局高官によると、LTTEの軽飛行機はWeli Oya地区にある軍事施設2か所を攻撃した。Weli Oya地区では、26日から政府軍によるLTTE掃討作戦が行われていた。
治安当局高官は、「軽飛行機は軍事施設2か所に対し、爆弾3つを投下し飛び去った。被害はわずかだったが、空爆は、LTTEが軍事施設の正確な位置を特定していることを示しており、その意味は大きい」と述べた。また、空爆で政府軍兵士1人が負傷した。
スリランカ北部と東部に政府軍が新たに対空防衛施設を設置していたものの、チェコ製のZlin-143軽飛行機は反撃されることなく飛び去った。
国防省によると、LTTEによる軍事拠点空爆の数時間前に、政府軍は同地域にあるLTTEのミサイル発射拠点と思われる地点への空爆を行った。
2007年3月に設立されたLTTEの航空部隊は、2007年3月に国内で唯一の国際空港と滑走路を共有する空軍基地を攻撃して以来、今回を含めて5回の攻撃を行っている。LTTEが空から攻撃するのは6か月ぶり。(c)AFP/Amal Jayasinghe