バグダッドのシーア派地区、狙撃兵におびえる市民
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【4月24日 AFP】イスラム教シーア派(Shiite)の反米指導者ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師率いる民兵組織マフディ軍(Mahdi Army)と政府治安部隊との戦闘が激化するイラク・バグダッド(Baghdad)のシーア派居住地区サドルシティー(Sadr City)では、市民が狙撃の危険にさらされている。
3月25日以来サドルシティーでは少なくとも321人が死亡、数百人が負傷した。医療関係者によると、病院に運ばれてきた負傷者の多くが、高性能ライフルから発射されたとみられる「米国製の弾丸」によって負傷しているようだという。
米軍広報官は、米軍の狙撃兵が女性や子どもを狙っているとの主張を「ばかげている」と否定し、負傷者は民兵組織の「乱射」によるものとの見方を示した。
ただ、米軍に対する不信感の高まりから、住民の間では狙撃は米軍によるものだとみなされている。(c)AFP/Jay Deshmukh
3月25日以来サドルシティーでは少なくとも321人が死亡、数百人が負傷した。医療関係者によると、病院に運ばれてきた負傷者の多くが、高性能ライフルから発射されたとみられる「米国製の弾丸」によって負傷しているようだという。
米軍広報官は、米軍の狙撃兵が女性や子どもを狙っているとの主張を「ばかげている」と否定し、負傷者は民兵組織の「乱射」によるものとの見方を示した。
ただ、米軍に対する不信感の高まりから、住民の間では狙撃は米軍によるものだとみなされている。(c)AFP/Jay Deshmukh