<ソマリア紛争>首都周辺で戦闘激化、市民ら避難できず
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【4月21日 AFP】ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)北部Huriwaaで19-20日、エチオピア政府が支援するソマリア政府軍とイスラム武装勢力との間で激しい戦闘が続き、2日間で少なくとも47人が死亡した。
20日の戦闘はこの2か月で最大規模となり、29人の死亡が確認された。20日夜になっても砲撃音と銃声が止む気配はなく、市民らは避難もままならない状態だ。
住民の1人がAFP記者に話したところによると、周辺で少なくとも5人の民間人がエチオピア軍に殺害された。別の住民も、家屋内に放置された3人の射殺体や、路上に放置された民間人1人の死体を目撃したと語った。
ソマリアは独裁体制を敷いていたモハメド・シアド・バーレ(Mohamed Siad Barre)大統領が1991年に失脚・追放されて以来、内戦状態が続いている。モガディシオ市街地の損害は大きく、市民生活を圧迫している。(c)AFP/Mustafa Haji Abdinur
20日の戦闘はこの2か月で最大規模となり、29人の死亡が確認された。20日夜になっても砲撃音と銃声が止む気配はなく、市民らは避難もままならない状態だ。
住民の1人がAFP記者に話したところによると、周辺で少なくとも5人の民間人がエチオピア軍に殺害された。別の住民も、家屋内に放置された3人の射殺体や、路上に放置された民間人1人の死体を目撃したと語った。
ソマリアは独裁体制を敷いていたモハメド・シアド・バーレ(Mohamed Siad Barre)大統領が1991年に失脚・追放されて以来、内戦状態が続いている。モガディシオ市街地の損害は大きく、市民生活を圧迫している。(c)AFP/Mustafa Haji Abdinur