【4月12日 AFP】アフガニスタン南部のザーボル(Zabul)州で11日夜から翌未明にかけて、同国に駐留する外国軍の航空支援を受けた治安部隊がイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の掃討作戦を行い、タリバン側の24人が死亡、8人が負傷した。現地の副知事が12日、明らかにした。

 この作戦はザーボル州と首都カンダハル(Kabul)を結ぶ重要な幹線道路の安全を確保するため実地された。

 ザーボル州はタリバンの拠点のひとつ。8日には、州都カラート(Qalat)近郊でタリバンの攻撃により、バスで移動中だった民間の道路建設作業員17人が死亡した。その後アフガニスタン軍と外国軍が行った作戦で、タリバン側の3人が死亡した。(c)AFP